横浜青葉台校 日本画科Blog

道具。

2012.01.30

ここに来て道具の話です。普通は新学期など、買い揃える時期にする話ですが、入試直前、

生徒の絵に手を入れたりするとき、「あれ、ない?!」と感じるときあります。恐らく、これまでで

既に消費してしまっているのでしょう。。。

 

筆:

日本画科の筆は受験時から日本画画材専門店で筆を購入するのが一般的です。

これはおそらく全国区、しかも自分の教わった講師の話から伺い知る限り、もう30年以上はそう

していると思います。


毛足が長く、腰があり、顔料・水の含みもとてもよく、最強の筆(だと思っていますw)です。未だに

職人さんが手で穂先を切らず、揃えながら筆の形にしています。

切ってないので、大きな筆でも先が細かく使える万能さもあります。良く他の科の皆さんも使って

いるのを見たことがあります。

 

受験生は即妙(そくみょう)、快(かい)・削用(さくよう)、彩色(さいしき)、面相(めんそう)筆がメイン

ラインナップでしょうか。

 

即妙は大きな仕事・広い面積や線ぽく当たりを取る時の柔らかさなどあらゆるシーンで万能に

使え、快・削用は重心が低く腰があり穂先も鉛筆のように尖っていて、鉛筆のようなエッジの

効く描写ができます。彩色は水の含み良く、サイズの展開が一番あります。

面相筆はその名の通り顔を書くときに使ったもので、細かい筆先で、繊細な箇所(花びらの先や

野菜の根など、1mm単位の所)にとても役立ちます。面相だけでも種類も様々ありますね。

一本1000円~3800円ほど、決して安くない筆ですが、大事に使うと持ちも良いです。良い職人

さんの特製の筆は、20年経った今でも使ってました。ただ、柄が割れてきて、修理に出そうかと

考えていますが。。。

よく、もっと上手くなってから買います!的なことも聞きますが、上手くなりたいなあ、、、と思って

いる人にこそオススメします。拙い、未熟な技術を、良い筆が助けてくれる感覚がありますよ。

道具の準備しているとき、筆もそろそろ買ったほうが良いな、という人は日曜など休みの日に、

補充しに行きましょうねヽ(=´▽`=)ノ

 

↓新しい即妙(大)と、面相筆2種類たち。

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湘南美術学院テレビCM