芸大・美大受験総合予備校 湘南美術学院 ショナビ|鎌倉大船校横浜校横浜青葉台校

Twitter

facebook

2014年8月

お揃い

買い物、好きです。気に入ったモノに出会うと嬉しい。

でも、似合ったり、合わせやすかったり、となると別問題。たとえば、大きめの柄のある鞄・袋モノを買ってから、「やっちゃった!?」と思うこともしばしば。合う靴や服がなく、鞄だけ浮いている・・・失敗も減ってきましたが、ゼロじゃないです。

 

IMG04667.jpgそこで、ちぐはぐにならないように、無地だったり、小紋のような柄だったり・・・服ならスーツやアンサンブル、食器ならシリーズになっているモノ・・・最初からお揃いになっているモノを選ぶようにします。

(写真は、いただきモノです☆)

 

だから、様々な色や柄、形や大きさの食器を上手に使って、楽しく美味しくいただけるお店に入ったり、異素材の組み合わせや大胆な色使いの服を上手に着こなす人を見たりして、「ああ、こういうのがセンスだよなぁ」と感心します。

 

IMG04519.jpgでも、やっぱり、無難な嗜好があるらしく、お揃いを見つけると反応してしまいます。

猫柄の袋を買った後、全然違うところで見つけた、同柄の日傘・・・買っちゃいました!

 

8月も終わりますね。最近、涼しくて嬉しいですが、お気に入りの日傘、もう少し使いたい気もします・・・。

(晴雨兼用・・・じゃなかったと思います。残念)

 

 

 

★続・言の葉ゼミ68 「色(color)」

 

「色」は、可視光の組成の違いによる色知覚と色刺激を指す。

ご存じの通り、色は、三属性「色み(色相)」「明るさ(明度)」「鮮やかさ(彩度)」で整理する。色みがなく、明るさだけで区別したものが「無彩色(monotone)」。

今日は、美術とは離れ、言葉としての「色」についての考察。

 

「色」を漢和辞典で確認すると、男女の情欲、転じて、顔かたち、顔色、いろどり、ようすなどの意、とある。また、仏教用語では「色即是空」にあるような、形あるモノ、感覚で識別し得るモノの意味を持つ。

日本語としては、第一義がいわゆる「色」、であるが、その他、化粧や飾り、ひびき、調子といった使い方がある。

「color」は、(いわゆる)色、肌の色、団体を表す色を表す。

 

「色」を含む慣用表現から、「色」という語の持つ意味・イメージを考える。

 

①「色を失う」(恐れ・驚きで)顔色が青ざめる

②「色を変える」(怒り・喜びで)顔色を変える

③「色を正す」まじめな顔つきになる

④「喜色満面」喜びを隠しきれないほど嬉しそうな顔つき

⑤古語「色に出(い)づ」心の中の思いが表情や態度に現れる

 

①~⑤は感情・心持ちが顔色・表情に表れたモノ。

次回、「色」の別な用法を。(柳田晴子)

山歩き

IMG_9387.JPG普段は丹沢山地(主に鍋割山)を歩きますが、最高峰の蛭ヶ岳でも1,673mと低く、盛夏に歩くのはキツイ・・・というわけで、金峰山(山梨・長野県境、2,599m)へGO!!! 外環道が中央自動車道まで繋がり、長野県も「近く」なりました♪

 

『日本百名山(深田久弥著)』の1つで、都心からも近く、人気の山です。朝3時に出発、登山口=駐車場に着いたのは6時でしたが、すでに多くの車が!

 

登山口で2,360m、16℃。雨というより雲の中、涼しく、快適な山歩きでした。

IMG05079.jpg山頂は風が強く、雲の流れも速く、時折視界が開けて、遠くに富士山、眼前に五丈岩という岩塊が望めました。・・・山歩き中、富士山が見えると嬉しいんです♪

 

そうそう、「日本百名山」中も72座となりました。100座すべて・・・とは考えていませんが、ぼちぼち歩けたらいいですね♪

 

 

★新・言の葉ゼミ67 「オノマトペ(onomatopoeia)3」

 

①「足音がコツコツと廊下に響く」

②「コツコツと努力を重ねている」

 

「擬音語」は、音を擬す=音を真似た語で、個別の音を抽象化し、「単語」として定着したモノ。

では、「擬態語」は、態を擬す=状態や様子を真似た語?

 

「コツコツ」は①足音の他に、②マメさも表している。「オノマトペ」は、音を伴うか否かの区別だけではなく、成り立ちに違いがある。

 

②「コツコツ」は、『日本国語大辞典』という大きな辞書に「兀兀:物事に専心するさま」という漢語として出てくる。よって、厳密に言えば「オノマトペ」ではなく、もとは漢語であったモノが慣用表現として独立・定着し、「オノマトペ」と認識されていると言える。

 

日本語は「オノマトペ」が豊かな言語だと言われている。それも、日本人が異文化をどんどん受け入れて、日本語として定着させてきた歴史があるからのように思う。漢語や外来語といった区別なく、どんどん慣用表現として生活の中に取り込んできた。

「うきうき」は「浮かれる」、「ひらひら」は「片々」、「ゴウゴウ」はそのまま「轟々」。漢字の意味を上手に使って、その音や訓を慣用的に使ってきたのだろう。

 

漢字は、瞬時に意味をイメージさせる。「危」や「毒」の一字を掲げた車両があれば避けたくなる。日本人が漢字に訓を当てたことが、マンガが発達した理由の1つとも言われている。

厳密には「オノマトペ」と言えないモノもあるけれど、「オノマトペ」は興味深い。(柳田晴子)

ジュニアアート大船校『手のひらを克明に描こう』

とても暑い日が続きますが、ジュニア生は今日もがんばっていました!

DSC03139.JPG

手を描くというのはとても難しいものです。

手の骨格、大きさ、長さの比率、爪や骨、

力を入れたときに入るしわや、筋肉のもりあがりなどなど。。。

様々な質感があり複雑な構造をしており、一筋縄ではリアルにかくことはできません。

とにかく観察しようという気持ちが大切です!

B3パネルに手のひらを一日描けてじっくり描いてもらう課題でしたが、

根気強く描く姿勢が今後につながるといいですね!

ジュニアのみなさん、次回は東京芸大の芸祭でお会いしましょう!!

お盆休みに旅行に行ってきました!

お盆期間の数日の休みを利用して、愛知県に行ってきました。

愛知県といえば、県庁所在地の名古屋! 名古屋といえば、味噌カツ、手羽先、小倉トースト、味噌煮込みうどん、きしめん・・・と、美味しいものが次々にうかんでお腹がへってきますが、今回は愛知県の"常滑市"に行ってきました。

 

常滑は、焼き物で有名な町で、常滑焼日本六古窯の一つで、なおかつ最も古く最大の規模らしいですよ。ちなみに、他の五つは、瀬戸越前信楽丹波備前だそうで、今回の旅行で勉強するまで、恥ずかしながら僕は全然知らなかったのですが、「工芸科の生徒なら、答えられるような一般常識なのだろうか?」と、そんなことを考えつつ散策スタート。

 

散歩コースの入り口には、巨大な招き猫がお出迎え! そして、道にはいろいろな招き猫が並べられています。

manekineko.jpg

道を入っていくと、いたるところに窯があり、また地面や壁には、窯で焼かれた土管?が埋め込まれていて、タイムスリップしたみたいな情緒あふれる街並み。

受験が終わったら、みんなにもぜひ行ってもらいたい、雰囲気のある面白い町でした。知らないだけで、日本には素敵なところがたくさんあることを、改めて認識した旅行でした。

常滑1.png

常滑2.jpg

 

 

ここで、突然クイズです。

常滑市は焼き物だけでなく、2005年に中部国際空港が開港し、空港はセントレアという通称で親しまれています。なんで、そのようにネーミングされたのでしょうか?

 

空港の存在は知っていても、「その空港がどこにあるのか?」「なんでそう呼ばれているのか?」まったく考えたことがなかったのですが、今回の旅行で、実際に足を運び、身近に感じたことで、「あっ! だからセントレアと名付けられたんだろうな!」と、ふとそのネーミングの理由を思いついたところ、後で調べたら正解でした。なので、みんなもちゃんと考えれば、けっこう簡単に思いつくはずですよ!

neko.jpg 

 

 

答えは、セントラル(Central+エアポート(Airport)。つまり、"中部"地方の"空港"ということで、セントレアと名付けられたみたいです。なるほど!

 

最後に学科のブログということを思い出して、無理やり英語にからめた感が否めませんが、まあよしとしましょう。

全然関係ないですが、銀座とかにも店がある名古屋発祥の味噌カツの有名店"ヤバトン"を知っていますか? 僕は、"ヤバ"い(くらいうまい)"とん"かつ、でヤバトンなのかと思っていたんですが、単純に矢場町という地名から"矢場トン"とのこと。単純にネーミングをつけているのに気がつかないものって意外に多いから面白いですよね。

実際に、その土地に行って体感して得られるものは、想像以上に多い。だから旅行は楽しい!

ちなみに、矢場トンの味噌カツは"ヤバい"くらい旨いのでおすすめです!

 

嘉部 隼人

平和の象徴

「原爆ドーム(広島平和記念碑)」や長崎「平和祈念像」は、平和と同時に原爆投下の象徴でもあります。69年前、そこに原爆が投下されました。

 

石垣りんの詩に「挨拶」があります。たしかに、私たちは日々「油断」しています。

IMG_4312.jpg社会科の授業で、原爆模型を作った人たちのエピソード。黒く塗りながら、誰かの「まさか、こんなモノが落ちるなんて」という言葉に、「そのまさかが起きたんだ」と実感し、投下の事実・核のある現実に震え、涙がこぼれたそうです。

 

「鳩は平和の象徴」と言われます。「ノアの方舟」から、とか。

由来を知らずとも、小さな鳩が空を自由に飛んでいる・・・まさに平和の図、と感じられません?

 

 

★新・言の葉ゼミ66 「オノマトペ(onomatopoeia)2」

 

①「ハイヒールの足音がコツコツと廊下に響く」

②「Her heels were clicking against the hardwood floor.」

 

②「click(=マウスのクリック)」は、カチッという音。「彼女のヒールは堅木の床に当たってコツコツ音を立てていた」。

「言語は恣意的である」=「音(オン)」と指示されるモノとの間には関係はない、と言われる。しかしながら、①②同じ現象に、英語・日本語で同じ子音を使っている→音と語と間にまったく関係がない、とは言い切れない。

 

一方で、「オノマトペ」の多くが言葉・漢字音の影響を受けていることを指摘したい。前回の、谷川俊太郎の詩から。

 

「ぼそぼそ」はなす→「細々(ほそぼそ)」(1)非常に細くて、今にも絶えそうな様子。

「ぺらぺら」しゃべる→流暢に話す様子、口が軽いこと。漢語「片々(へんぺん)」(2)ひらひら、軽く飛ぶさま。

「がみがみ」わめく→動詞「がなる」。「轟く(とどろく)」の音読みは「ゴウ」。「ガンガン/ガラガラ/ゴウゴウ」など「ガ行音」=大音が轟く様子。

「ぶつぶつ」いう→「物々」→「物を言う」は、言葉や苦情を言うこと。

「うじうじ」いう→古語「倦ず(うんず)→うず」は、いやけがさす、気が挫ける意。「ウジ虫」は罵しる表現。

「さばさば」こたえる→古語「爽々(さはさは)」は、さっぱり、はっきり、もやもやのないさま。動詞「裁く・捌く(さばく)」。

 

無理矢理感もあり、乱暴な考察だが、「オノマトペ」=「言語の恣意性」の例外、とは言い切れない一例となる。

次回、「漢字音」に注目した例を挙げて「オノマトペ」のまとめ。(柳田晴子)

中3美術系高校受験対策コース 横浜青葉台校

こんにちは!

全6日間の中3受験コース、本日最終日でした。

DSC03009.JPG

始めの4日間はデッサンの重要ポイントを勉強し、最後の2日間は試験時間を計りデッサンしました。

DSC03011.JPG

佐藤雪乃.JPGDSC03013.JPG美術系高校の実技試験は一時間で複数のモチーフを描かなくてはいけません。デッサンを見ると、みんなまだまだ時間が足りない様子。試験まで半年あります。クロッキーを続けて形等早くとれるようにし、時間内に作品を仕上げることが出来るように頑張っていきましょう!!

2学期の最初の授業は9/7(日)学科9:00〜、実技は10:00〜です。

それではまた!!

中3美術系高校受験対策コース 横浜青葉台校

こんにちは!今日から中3受験コース、スタートしました!

6日間で、デッサンを描くにあたって重要なポイントを勉強していきます。

初日の今日は鉛筆の削り方から入り、色調作りを勉強しました。

DSC02959.JPGDSC02965.JPGムラなく塗る作業にみんな苦戦。根気よく取り組んでいきましょう!

実技と学科、両方あるのでハードな6日間になりますが、高校合格を目指して頑張りましょう!!

明日のテーマは「形を正確にとろう」です。

お楽しみに!

ワンデイアート|8月のお詫びと訂正

先日公開致しましたワンデイアート、8月の「うちわのデザイン」に関し、

曜日表記に誤りがありました。正しくは8/22(日)→(金)となります。

 

申し訳ありませんがお申し込みの際はお間違いの無いようお願い致します。

 みなさまのご参加お待ちしております。

 

1day8.gif

ジュニアアート横浜青葉台校 『動物の骨格を学ぼう!』

こんにちは!夏休みはいかがお過ごしでしょうか?今日、生徒と夏休みの宿題が話題になりましたが、みなさん宿題はやっていますか?夏休みも中盤。夏は長いと思っていると危険かも・・・。

さてさて、今日は『動物の骨格』について勉強しましたよ〜。

何かを描こうとしたとき、その対象となるモチーフを観察し理解を深めることが必要不可欠ですね。そして動物など動くものを描くときは、どのような仕組みで動くのか、骨格や筋肉、動きを分析することがとても大切になります。

Scan0008.jpg

今日は骨格の名称などの確認をした後、鴨の剥製と骨格の画像を見比べながら絵を描いていきます。

その時に、骨の画像を切って絵の上で位置を確認しながら進めました。「この出っ張りはこの骨があるからか〜」など、いろいろ発見がありましたよ。

DSC03992.JPGDSC03993.JPG絵に直接、骨格をのせて確認。

午前中は骨格について、午後は骨格を気にしながら着彩と、盛りだくさんな課題でしたが、集中力を切れることなく制作できました。制作中いろいろな発見があり、骨格についての理解が深まったのではないでしょうか。

それではまた!

過去問に挑戦しよう!

中3生最後の夏期講習は、実際に出された高校の受験課題に挑戦しました!

みんなこれまでの夏期講習の厳しい課題に耐えぬき、ぐんぐん成長しているのが伺えます。

このまま受験までホップステップジャンプ!してほしいですね!

今回のデッサンはこの夏の集大成となりました。

制作風景をご覧ください。

DSC02011.JPG

それぞれ与えられたモチーフを自由に構成してデッサンしていきます。

短い制作時間の中でデッサンだけでなく、構成の能力も試されます!

DSC02013.JPG

こちらはモチーフが全て白いのです...!

うまく白さを表現できるかな?

DSC02017.JPGこちらは別課題ですが、描きごたえのあるモチーフです。

積極的にどんどん描き進んでいきたいですね。

今回の作品を紹介します!

DSC02034.JPG

こちらは発泡スチロールの直方体のパースはあやしいですが、構成、構図共にシンプルに落ち着いた作品になっています。円のアウトラインが自然になるともっと空間がスッキリ見えてきそうですね。

DSC02036.JPG

こちらの作者は、短い中で根性を見せてくれました!

個々のモチーフはちょっとたよりないですが絵の空気感が良いですね。モチーフも納まりが良いと思います。

DSC02037.JPG

熱さを感じるデッサンになりました!

実はプロポーションはとてもあやしいのですが、モチーフの特徴に素直に反応出来ている強い作品です。床との設置の空間も出てきかけています。この熱さを忘れないでほしいですね!

夏期講習で今一度基礎をしっかり固めたことで、また実力を底上げできました。

2学期からまたがんばろうー!皆さん、良い夏休みを!

8月とカレンダーのお話

ラテン語で「8=octo」→「8本足の生き物・タコ=octopus」で納得。けれど、「October」は10月・・・おかしいですよね?

 

「賽は投げられた」で有名なローマの英雄と初代ローマ皇帝が自分たちの名を割り込ませた、と子どもの頃聞いた話をずうっと信じてきました。

 

・・・同じことを考える人はいるものです。検索したら、簡単にヒットしました!

その昔、1年のはじめの月が「Martius(軍神マルス由来)」で、ついで「Aprilis(aperire=open)」「Maius(成長の女神マーイア由来)」「Junius(女性の守護神ユノ由来)」「Quintilis(5番目の月)」「Sextilis(6番目の月)」、以下「December」までの10ヶ月だったとか。「septem=7/octo=8/novem=9/decem=10」、すると、「October」は8番目の月、なるほど、です。

残りの60日は農業に不向きな寒季のため月の名もなかった、後に「January・February」としたのだとか。

 

ユリウス・カエサル(Julius Caesar)も、アウグストゥス(Augustus)も、「July」と「August」を割り込ませたのでなく、5・6番目の月と入れ換えただけだったんですね(それもスゴいですが)。

 

IMG_9026.JPG便利な時代です。インターネットで、すぐに調べられます。「おかしいなぁ」と思ったら、尋ねたり、調べたり、・・・頭から信じたり、すぐに納得したりせず、まずは「あれ?」という感覚も必要なんでしょうね。

(写真:丹沢山中にて。疑いもなく歩いて・・・このあと、スッテンころりん、足を滑らせました!)

 

 

★新・言の葉ゼミ65 「オノマトペ(onomatopoeia)」

 

「オノマトペ(仏onomatopée)(擬声語・擬態語)」も「状態の副詞」である。

 

谷川俊太郎の詩集『よしなしうた』に「オノマトペ」という14行詩がある。

 

  あなたはおおげさねと おんなはいう

  あのひとは ぼそぼそはなしただけよ

  ぺらぺらしゃべったりは しなかったわ

  いやむしろ がみがみわめいていたよ

  ぶつぶつと おとこはいう

  あなたみたいに うじうじいうのよりいいわ

  さばさばと おんなはこたえる

     ~略~

  せかいは ほとんどおんがくであった

 

「オノマトペ」を、あえて分類するならば、「音」を伴えば「擬声語(擬音語)」、「音」を伴わなければ「擬態語」である。

次回、「オノマトペ」を少し掘り下げる。(柳田晴子)

ページトップへ