受験勉強をふりかえって。
初めのうちは、立体構成課題と平面課題というものがどうしても繋がらなくて、建築科に於ける空間とはどういう事なのか、他人の作品を見て考えたりしていました。上手く描けないことへのプレッシャーは常にありましたが、制作を続けていく過程で、今やっている事と受験に必要な事が頭の中でつながるようになり、それからは制作が楽しくなっていきました。
1週間の生活のリズムは?
実技のない5日間は、時間の無駄がないように使い方を自分で工夫していました。朝起きる時間は高校時代と同じ7時に設定して、それをとにかく守る。学科をする時は緊張感をもってやる為に図書館などへ行き、時間を決めて勉強しました。たまには息抜きも必要なので、大学生の友人と気晴らしにドライブに行くこともありましたけどね。
1年を振り返ってみると?
どんな人にも上手く行かないことはあるのではないか、ムラがあるのは当たり前ぐらいに考えて、1年を長い目で見て不安に思ったり悩まないように心がけました。今日はこのことを1つだけやってみる、それからもう少し欲張って2,3コやってみる…。そんな方法を繰り返し、少しずつ、でも確実に上手くなっていったように感じています。波があろうが、いつも上手くなりたいという気持ちを持ち続けること、そして実行することが不安を忘れさせてくれたように思います。
アトリエ以外でしたことは?
とりわけ前期は、本番の受験のみを意識するのではなく自分の興味に従順になろうと思いました。単純に好きな服や音楽、食べ物、歩いて好きな街など、いわばボキャブラリーのようなものを増やしていけば、それが自分の幅になると考えました。そして、ただ好きだというだけでなく、なぜ好きなのかを考えてみることこれが、自分が持てる形を意識させもし、合格を通過点としてその先の自分につながっていくように感じています。受験にとどまらない、自分にとって意義があったと思える1年にして下さい。