花になれっ
2010.05.24
まず、今日の基礎科一のおもしろスポットを。
ミロク、ミロク、ミロク、ミロク……法悦の彼方へ。。。
本題にはまったく関係ありません。 さて今日は、色彩に焦点をしぼった着彩課題。 モチーフが、赤、青、黄色のもので統一されているので、 否が応でも、赤の中の繊細な色の描き分けをがんばらなければいけません。
こんな感じ。 統一感のある美しいモチーフを前に、みんな集中してがんばっています!
雨ニモマケズ!
今回のモチーフ、とくに花がきれいです。 花はよいですね。 きれいなだけではなく、生きようとするエネルギーが全体に満ちていて ちょっとグロテスクなほど。「咲き乱れる」という言葉がありますが そんな言葉すら納得してしまうほどの迫力です。 かすみ草からラフレシアまで。どの花にもその花なりの魅力があり 百合よりダリアが美しい、などということはなく、それぞれがそれぞれの魅力を しんと佇みながら あるときは楚々として、あるときは毒々しく語りかけているのです。 花の生きかたには 多く学ぶものがあると思います。
デルフェニウム……
花はとかく芸術のモチーフになりますが 今回 みなさんにぜひチェックしていただきたいのは
荒木経惟(あらき のぶよし)。 http://www.arakinobuyoshi.com/
花のもつ、植物の生殖器としての 毒々しいまでの生きよう、子孫を残そうという エネルギーがありのままに写されています。 アラーキーの花の写真、一度は見ておいたほうがいいですよ。
そして 現代生花の中川幸夫さん。 このかたは 花そのものの一生をかぎりなく愛しているかたで 花が朽ちてもなお、そのすがたを作品にします。
↑ これは、腐ったチューリップが花瓶にさかさに詰め込まれて 花の溶けた液体すらも作品にしているものです。 壮絶、ですね。でもここまで愛されてチューリップも、幸せでしょう… 老いて朽ちてもなお愛す。それってほんとうのやさしさ、じゃありません??
その他、ジョージア・オキーフの作品もぜひ。 20世紀初頭を凛として生きた女性画家です。 ひとりでテキサスの砂漠に住んだりして、かなり面白い女性です。
気になる作家がいたら、ぜひ自分でも調べてみてくださいね。
花は、自然のなかで生きているし、 自分の作品で迷ったり、混乱したりしたときは わたしのオススメは、花の鉢をひとつ買ってきて、 それをひたすら描くことです。 自分自身、混乱していたときに、花をただ描いてみたら、 あ、絵を描くってすごく単純だし、 楽しくて神秘的なものなんだ~ と一気に肩の力が抜けて スッキリした経験があります。
絵のことで落ち込んだら、ぜひ、花をためしてみてください。 (築野)
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