鎌倉大船校 油画科Blog

借りぐらしのアリエッティ

2010.08.02

略して「借りエッティ」、この夏話題のジブリ映画です。


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普段、“視点”や“工夫”や“こだわり”が問われる油画科にとって、なかなか参考になる映画です。


たとえば、アリエッティの視点に立って世界を見る、モチーフを見る、という見方はアリでしょう。
また、人間世界から借りた物のリサイクルの仕方、その小人の工夫と知恵は見習えるでしょう。
そして、ジブリの並々ならぬ細部へのこだわりと努力のあとが、随所に見て取れるでしょう。


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視点と言えばもう一つ、オルセー美術館展出展の、
フェリックス・ヴァロットンの「ボール」(Le ballon)1899年という作品↓


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ボールで遊ぶ子供のいる公園、とも副題のある作品ですが、さて、この絵の視点はどこでしょう?
誰から見た視点で描かれた絵なのでしょうか?


空から見た視点です。いや、もう一つのボール、

空に漂う風船からの視点とは言えないか!? と、解釈する人もいるようです。


なるほど、確かに自分が風船になったようにしてこの絵をみると、
なんとも優雅な浮遊感と広がりが感じられ、この絵の空間と運動が生まれます。

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