鎌倉大船校 彫刻科Blog

ぐーてんたーくvol.4

2010.07.24


こんちわ
トーギ先生がそろそろリバウンドしてる頃でしょうか、齊藤です。

今度はデュッセルドルフ在中彫刻家西村盛雄氏の面白い制作環境を紹介します。

タンカーが行き来するライン川の港脇にある
カイザー美術j鋳造所(おそらく日本語でこんな感じ)という結構大きな鋳造屋
の2階の1ブースが西村氏のスタジオです。(大体彫刻科のデッサン室位の広さ)
そこで仕上がった作品はすぐ下の鋳造所に発注してブロンズになるサイクルが
出来ています。
imono.jpg
職人が10人以上が役割分担でアーチストの作品をバンバン鋳造していて、
僕の行ったころはトニークラッグ(世界的彫刻家そしてアカデミーの校長先生)
の作品が原型やら型やらブロンズやらがゴロゴロしていて、巨匠はこの不況も
なんのそのって感じです。

鋳造屋のおっちゃん達は一見怖そうでもとても気さくな人たちで、
暑いと2時過ぎにはシャワー浴びてビールを飲みにいってしまいます。
ここに来るスケールのある作品は大体砂型の鋳造方法で、
脱型の後に溶接やサンディングが必要になってきます。
彼らは一流の職人でもアーティストではないので、
ほって置くとおせっかいで余計な事をやらかしちゃうみたいで注意が
必要だそうです。
imono2.jpg
環境と作品の関係は密接してると思ってましたが、かなりダイレクトです。
西村氏の繊細な作品がこんな工場の中から生まれるところもまた面白いですね。

齊藤
湘南美術学院テレビCM